心地よさにつつまれて
ニューヨークデリ・初心にもどって・あなた方の笑顔を感じるために
心地よさ
C-0296
心地よくするには
ドアを開けた・雪が降った朝には必ずといって良いほど思い出す・このことを乗り越えなきゃいけないと思いきや雪をかく・まだ10年もたたない日彼女は永遠の帰宅をした。ものをもって戻った・そのことを知ったのは息子を託児所に迎えにいって自宅に帰ったときであった。ドアを開けると不思議と冷たい冷気が家を取り囲み彼女の靴が見当たらなかったことであった・その日から我が子とのふたりきりの生活が始まった・■朝は5時に毎日起床・オムツをかえてミルクを飲ませて離乳食を与え託児所に預け18時には迎えに行き、自宅に戻りオムツをかえて・食べさせてお風呂に入って19時半には一緒に寝て23時に起きて自分のことをする・1年間繰り返しであった。■その頃は経済の状態が悪く高瀬舟のようであった。これまで紹介をしてきた商品群の中に過去にも記述したことがあったが・人目を避けるようにして1歳に満たない子を連れて本屋に行った・本屋に入ると彼は小走りした・回転する陳列の什器があり、最下部に自動車の本が数冊並んでいた・確か400円もしなかったと思うが財布には1000円もなかったと思う。彼の瞳は、その本をあきらかにほしがっていた。しかし買ってあげられる貧しさ故に心の余裕がなかった・彼はずっとその場でその本を開いてずっとみてた。近寄ると誰が教えたのかわからないが、救急車を、赤いピーポーと指差し僕の顔見てにやっと笑いながら教えてくれた。車に乗った彼は喜び疲れたのか即眠った・その後コンビニで僕は飲み物と食べ物を買った。子どもが知らぬ間に自分だけこっそりひとりで飲み食った・ひどい親であった・■時間がたち幸せと思うとき、僕らは悲しいことを思い出すことを忘れ、本当に何でもないときに空に浮かぶ雲のように思い出す・そして過去をあまり振りかえることなく今の幸せを続けたいと願う・僕も同じだった・■昨年12月雪が降った・近年の12月にはめずらしく一時的に大雪が降った・ドアを開けた・あまりの大雪にびっくりした・雪をスコップでかいていると下からコンクリートが出てきた・冷たいコンクリートの色を見ていると、400円もしない本を買ってやれなかった記憶がフラッシュバックした・食べ物を口にかざして食べる?と聞くと大きく口を開けてぱくっとするのに、僕は寝ているのを知りながらそれをみはらうかのように2日食べてないからと言い聞かせ、隠れて食べたことが脳裏をよぎった。ひどい親であったとよぎった。紀伊国屋の本屋に彼を土日におぶって行き本を読みもっと勉強しなくてはいけないと思ったことなど、過去の記憶が生きていて、記憶も体とともに成長をしているのだなと思った・■ホームページを始めて5年が経過した。ニューヨークデリの前のホームページの商品群をくわえるとこれまで1万点近く商品を提案してきたが、当初から【基本は笑顔になろう】であった・今・あなたは【笑顔なの?】誰かしらにときかれると正直なところ、うんと言えない・笑顔になってもらいたくてニューデリのすてきなものたちをこうやって皆様にご提案しているのに、提案する本人が笑顔になれなくちゃ受け入れるほうだって笑顔になれるはずもないね。今後初心にかえってゆっくりと基本にかえって疾っていくことにした。ひとりでもおおく画面の前で笑顔になれることを願っている・昨年からの大雪は、図らずも心を早く春に誘う。
心地よさの笑顔

背面高80 床から座面高44 奥45 幅33.5 
¥9969(1脚・送料等込み価格)
¥19069(2脚・送料込み等価格)

青森の代表的な山といえば八甲田山というものがある。そこの峰で茶房を開いている方から連絡があり向かった・店はやめることになるけれど、ここにコーヒーを飲みにきてくれる人々を、笑顔でおくる時間が好きであったそうである・妻や子どもに夢ばかり語ってきたけれど、現実は厳しかったそうである・彼は大粒の涙を流しながら妻子を見送った話を涙ながらに聞かせてくれた。共感を覚えることもあった。彼は言った・峰で茶房を開けた事実が夢であって夢の実現であったと。彼はこれから数年あっていない妻を迎えに行くと告げた・本当に好きな人だとわかったならば、大事になぜしなかったのだと諭してくれた。バックミラーにうつる彼の笑顔と大きな右手・こんな良い顔になれるように僕も顔晴るから・もっともっと。
■誰にとっても離婚はたいへん心を痛めるものであると思います。間違い・勘違い・すれ違いなど多くの理由も存在すると思います。離婚後結果的に家族より夢の実現ということを選びその家族に恥じぬようにホームページを立ち上げてまいりましたが、商品を提案するたびに娘にこの机で、勉強をさせてあげたい、家族で日向ぼっこしたいので椅子を買います、なんていうメールが届くたびに本当に正直言って心がやんでしまいます。その都度思うのは家族っていいなということ・僕は家族がいたときでさえ、やさしく接したといえることは正直なかったかもしれません・やさしくもなかったと思います・もし今家族と呼べるものがいたならば、もっともっと自分を含め皆様に笑顔になれる提案が多いはずと思います。いつの日か素の心で接することができる人ができたときには、やっと気づいた僕自身を見てもらいたいなと真摯に思っています。
■LEE最新号のキャス・キッドソンさんのサマーハウスで使われているようなごくありふれたシンプルな椅子です・ホワイトやペールブルー・ペールグリーンに家族でペイントごっこしてみるのも良いでしょう・
■雪のコリドーから街に向かうときにひと呼吸した。土日、家族4人でマックすることが今の僕のささやかな夢です・


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