心地よさにつつまれて
月と星を仰いで
心地よさ
J-0100
心地よくするには
ガスをいれた。
君の街行くために日差しが背を後押しするように疾った。
片側2車線も道左側の車線は、郊外型施設に向かう車列で前に進まず、お盆に地元へ帰省するように先が読めない高速道のようであった。右車線はとりわけ鍾乳洞の状態の鼻穴にスプレーで、シュっとして鼻のがスムースになったように空いていた。神をも味方につけて僕は道をするりと滑り込んだ。

坂を登って坂を下った、周りは田のグリーンのフィールドが広がり風なびく。歓迎するかのように大人になっていない稲の妖精たちが手を振っていた。電話ボックス脇であなたはバッグを肩から下げて端末から放たれる心地よさの音という矢を浴びながら時間を楽しんでいたことだろう。
遅れてごめんという僕を『ううん』と言ってくれたよね。もし僕が待っている立場としたなら、ちょっぴり30分早く行って時計を気にせずどのようにして迎えにくるのであろうか?会ったときの一声はどんなだろうかって思うであろう。相手がきてくれるまでの時間をも楽しむのに違いない。

年齢差というトンネルを抜けるとゆっくり見おろす向こう側には、海がきらきら微笑みのウインクをくれた。『私が気にしたら一緒に歩けないでしょう』と言うことを、『ありがとう』と返させてくれる握手のように海も空も大きく口を開けて喜んだ。

誰にでも訪れる夏、毎年のようにやってくる夏、その一時にしか味わうことのできぬものがあったり、その季節がくると思い出してしまう涙のものがあれば、今年こそはという、力の入るものもある。
坂を登った、そしてまた下った。ライスフィールドが熟して実をつけれるように願いたい。この地を通ってそのころの季節になって僕はどのようなことを思うのか、そして考えるのか坂道で感じたい。道は星の数というけれどどんなに星を数えてみたいと人は思っても、探しきれずその分寂しくなるもの。

月が言っていた、君には明日の太陽があると僕は月に言った、明日も3人で会話しようと
心地よさの笑顔
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