心地よさにつつまれて
今でも忘れることが出来ないあの夏の日‐今でも捨てられないあなたのほのかな香り
心地よさ
K-0305
心地よくするには
夕映えを待たずに恋をするより、恋に落ちた。

最終着陸態勢のアナウンス、ブーランジェリーのケースに吸い込まれるように降下する。

雲の谷間を縫い眼下に広がるライスフィールド、そしてリバー・JFKを離れた801便は僕の国に向かっている。昨日の国から今日の国へ日付変更線を泳ぎやってきた。

カートに積み込んだ荷、家族や友人そして恋人達を今か今かと向かえる笑顔の群れ。一番の端にすまなそうに紙切れを両手で持った女性がいた。

東京までのバス。あわずにいた季節を回顧するかのように窓の景色は追い越されていく。

心より夢の実現を選んでしまった男、一度は離れ似た相手と付き合ってみても忘れることの出来ぬ女。時間は流れたけど空気は交わることは無かった。

方向音痴の彼女、電車とバスを乗り継いでやってきた。方向音痴であるからこそその男といたのかもしれない。

嬉しかったのは両手で持った黄色の紙に『アイ・ラブ・ユー』、の文字だった。

夕映えが綺麗になるこれからの季節、道は盲目になりて
心地よさの笑顔
高100.5 幅48 奥30.5 
¥9919

これまで数回ご提案をしてきた修道院で使われていた整理箱。シスターが使っていたものです。カナダ人がデザインをし、こちらの方に作らせたそうです。扉を開ければ棚があり、下部には抽斗がついています。数十年前のものですが、毎日与えられた個室を綺麗にしなくてはいけないなどの決まりからシスターが変わっても大事に大事にルールを敬称されてきたことが伺えます。

抽斗に取っ手をつけることも無料で出来ます。修道院物はこれまでも数回ご提案をしましたが、このチェストは譲られていた方が、引越しをすることにより当方に回ってきたものです。
801便にて空港に降り立った。予期せぬ人が黄色の紙を両手で持って迎えてくれた。このチェストを開けたとき、夕映え時に恋に落ちた夏が終わる季節を思い出した。

今夏青森の夏は短かった。いま夏の終わりが来ようとしている。この季節になると、あなたのつぶらな瞳が恋しくなる。そして小さな唇の温もりが熱く感じられた。

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